ホンダ エリシオン スピードメーター 電源落ち
Prologue
ホンダ エリシオンといえば、弊社ではナビ本体、モニターの修理を多く取り扱っておりますが、ある業者様よりナビの修理と一緒にスピードメーターの修理のご依頼を頂きました。
時々スピードメーターの表示が消えてしまうとの事で、スピードメーター自体の電源が落ちた状態になるとの事でした。走行中にスピードメーターが全く見えなくなるのです。想像するだけでぞっとします。
エリシオンのスピードメーターは、グレード関係なくRR1/RR2/RR3/RR4/RR5/RR6のすべてが共通のようです。
時々スピードメーターの表示が消えてしまうとの事で、スピードメーター自体の電源が落ちた状態になるとの事でした。走行中にスピードメーターが全く見えなくなるのです。想像するだけでぞっとします。
エリシオンのスピードメーターは、グレード関係なくRR1/RR2/RR3/RR4/RR5/RR6のすべてが共通のようです。
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症状確認
その1
まずは、お送り頂いたスピードメーターにて表示確認をしてみます。
やはりと申しますか問題なく表示しているようです。
その2
お客様の方での再現性が低いものは、大抵が弊社での確認で再現しない場合が多いので、早速スピードメーター内を確認する事にします。
スピードメーター内部は基板1枚のみで構成されており、A面が表示面、B面が制御面となっているようです。
その3
症状の再現性の低さからはんだ割れが考えられますので、はんだの状態を重点的に確認してみますと、やはりございました。
はんだ割れ箇所が数カ所ございましたので、今回の症状の原因はこれらのはんだ割れのようです。
はんだ割れ箇所が数カ所ございましたので、今回の症状の原因はこれらのはんだ割れのようです。
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処置内容
処置内容は、はんだ割れ箇所の再はんだ処置、及び、予防処置としてその他の再はんだ処置を施します。
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動作確認
その1
スピードメーターを組み上げる前に、まずは基板単体での表示確認を行います。
特に問題ございませんので、スピードメーターを元通り組み上げていきます。
その2
今回のエリシオンのスピードメーターのようにアナログメーターの場合、指針がある為最終的にゼロ調整が必要ですので、メーターを組み上げる際も、指針は仮止めにてゼロ調整を行い、位置が決まってから本組みする必要がございます(結構面倒です)。
その3
指針の位置も確認し、メーターの表示も問題ございませんので、これで修理完了となります。
このエリシオンのスピードメーターの電源落ちは結構多く発生しているようですので、症状が確認された際は1度ご相談下さい。
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修理のご依頼は勿論、その他のご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。