KENWOOD KSC-7070 スピーカーシステム イルミネーション点灯不良
※下記「処置内容」の電解コンデンサーの交換作業の動画を「YouTube」に公開しております。こちらも併せてご覧下さい。
処置内容
その1
まず、電解コンデンサーを交換する前に、部品実装面のホットメルトボンドを除去します。
アルコール等で簡単に取り除けるタイプのボンドではなかったので、電解コンデンサーの外周に沿ってカットし、基板と電解コンデンサーを切り離せる状態にします。
※カッターを入れる際は、くれぐれも基板や周りの電子部品のリード線等を傷めないように細心の注意が必要です。
アルコール等で簡単に取り除けるタイプのボンドではなかったので、電解コンデンサーの外周に沿ってカットし、基板と電解コンデンサーを切り離せる状態にします。
※カッターを入れる際は、くれぐれも基板や周りの電子部品のリード線等を傷めないように細心の注意が必要です。
その2
はんだ除去器にて、電解コンデンサーのはんだ接合部のはんだを取り除き、完全に電解コンデンサーを取り外します。
その3
交換用の電解コンデンサーを取り付けます。
同じ仕様、容量の電解コンデンサーでも、20年以上前とでは、サイズが小さくなっている場合がほとんどですので、取り付ける場所のピン間に合わせて、電解コンデンサーのピン間を調節します。
同じ仕様、容量の電解コンデンサーでも、20年以上前とでは、サイズが小さくなっている場合がほとんどですので、取り付ける場所のピン間に合わせて、電解コンデンサーのピン間を調節します。
その4
電解コンデンサーをはんだ付けします。
この時、極力、基板と電解コンデンサーの隙間をなくすように、取り付けるのがポイントです。
※そうすることによって、電解コンデンサーのぐらつきを抑える事ができ、はんだ接合部の負荷を軽減させる事に繋がります。
この時、極力、基板と電解コンデンサーの隙間をなくすように、取り付けるのがポイントです。
※そうすることによって、電解コンデンサーのぐらつきを抑える事ができ、はんだ接合部の負荷を軽減させる事に繋がります。
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その5
この状態ですと、電解コンデンサーがホットメルトボンドで固定されていない状態ですので、新たにボンド止めします。
(なるべく目立たないタイプのボンドで黄色い物を使用しましたので、画像ではわかり難いです。)
(なるべく目立たないタイプのボンドで黄色い物を使用しましたので、画像ではわかり難いです。)
その6
最後に、はんだ接合面のはんだを再はんだ処理します。
手修正の跡や細かなはんだ割れ等が見受けられましたので、貴重なスピーカーを今後も末永くお使い頂く為にも必要な作業です。
手修正の跡や細かなはんだ割れ等が見受けられましたので、貴重なスピーカーを今後も末永くお使い頂く為にも必要な作業です。
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